それぞれの特性や選び方のポイントをお伝えします。
クリナップ システムキッチンの設備機器を紹介
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システムキッチンとは
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システムキッチンの設備機器を知る・選ぶ
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収納
たくさんの設備機器があるシステムキッチン。
おさらい:システムキッチンとは
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Point 01
システムキッチンとは
「システムキッチン」とは、ワークトップ(天板)が一枚につながっており、その下にキャビネットが一体化されているキッチンのことです。
「ビルトインキッチン」とも呼ばれています。
一定のクオリティを保ちながら、自由に素材や設備機器を組み合わせ、自分だけのオリジナルキッチンを作ることができるのが特徴です。
設備機器や素材などは、メーカーによってさまざまな種類があります。
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Point 02
キッチンの寿命は?
キッチン本体の寿命は20年、設備機器は約10年といわれています。
リフォーム時に、利用している機器はそのまま、キッチン本体だけの交換も可能です。
ただしメーカーによって、対応間口などが変わる場合があるので、使い続けたい機器があるときは、各メーカーのショールームなどで事前に確認・相談してみることをおすすめします。
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Point 03
設備機器選びのポイント
キッチン本体同様、設備機器も長く使うものです。暮らしに合わせて、毎日使いやすい機能を備えたものを選ぶようにしましょう。
例えば、お手入れのしやすさ、体格に合ったサイズ、お部屋に合ったデザインなど、確認すべきポイントはさまざまです。
それぞれの特徴をしっかり理解し、自分に合った設備機器を選びましょう。
システムキッチンの設備機器を知る・選ぶ
「素材」「火まわり」「水まわり」「収納」の4つの項目に分けて、設備機器の選び方をご紹介します。
■素材
設備機器には、それぞれにたくさんの素材が使われています。
素材によって、特性やデザイン性が異なり、理想のキッチン選びには欠かせません。
キッチン全体のテイストを左右する素材の選び方を知って、イメージを固めていきましょう。
ワークトップ
システムキッチンの「顔」となるのが、ワークトップ。
コンロ・シンクを含む作業スペース全体のことを指し、システムキッチンでは、大きく一枚につながっているのが特徴です。
素材や色、サイズ感などで、使い勝手はもちろん、お部屋の雰囲気も大きく変わってきます。
お手入れのしやすさ重視の方に…ステンレス 耐久性重視の方に…セラミック デザインにこだわりたい方に…人工(人造)大理石
硬質な美しさが魅力です。錆びにくい、熱に強い、 長く使っても変色や傷に強いのが特徴です。調味料 高級感漂うインテリア性と、耐水性・耐久性といった
優れた強度を持つなどさまざまな特性があり、 や洗剤などの化学品や、熱による変色がしにくく、 機能性を兼ね備えています。多彩なカラーバリエーション
日本の風土にも適した素材です。ご家庭だけでなく、 清潔感を保てます。また、家庭用台所用品や鋭利な が展開されているので、デザインにこだわりたい方にも
プロの厨房でも当たり前のように使われている定番 刃物でも傷がつきにくく、毎日使いやすい素材です。 おすすめの素材です。
の素材です。
シンク
ワークトップと一体化したシンクも、素材選びが重要です。
素材や形状によって、使い勝手・デザインが大きく変わり、キッチン全体の印象を左右するポイントでもあります。
例えば、汚れに強い素材や製品を選ぶと掃除が楽になり、耐久性の高いものを選ぶと長く愛用できます。
耐久性とお手入れしやすさを両立したい方に…ステンレス 多彩なカラーから選びたい方に…人工(人造)大理石
ワークトップと同様、熱や傷に強くお手入れしやすいのがステンレス。 シンクはワークトップと同じ色になりがちですが、人工(人造)大理石なら、
調理で使った鍋やフライパンなどを洗うことを考えると、耐久性・お手入 シンクの色を変えることもできます。多彩なカラーラインナップがあり、
しやすさはよく考えたいところでしょう。 好きな色を使ったキッチンで料理したいという方にはおすすめです。
扉・取手
キッチンの見た目を大きく左右する扉。お部屋の雰囲気やインテリアテイストと合う素材・色を選ぶと、空間全体に統一感が生まれます。
こちらも要チェック
キッチンパネル
キッチンパネルとは、シンクやコンロなどのキッチン周辺に貼る専用のパネルのことです。
色や柄が豊富なので、キッチン本体とコーディネートしてキッチン空間に統一感を持たせたり、
調理中の水はねや油汚れなどをカバーしたりと使い勝手も向上させます。
■火まわり
主に加熱調理に使用する「火まわり」。リフォームを考える際には、今使っているものとの使い勝手を比較したり、
それぞれの特徴を理解したうえで、使いやすいものを選ぶことが大切です。
加熱機器(コンロ)
火まわりの選び方は、熱源を決めることから始まります。
ガスを燃やすことで発熱する「ガスコンロ」、火ではなく電気の力で発熱する「IHクッキングヒーター」の2種類があります。
ガスコンロ IHクッキングヒーター ガスとIHのいいとこどり「ハイブリットコンロ」
供給されるガスが燃えて発熱し、その熱を調理器具が 電気の力で加熱します。凹凸がないため吹きこぼれ クリナップでは、ガスコンロとIHクッキングヒーターを
受け食品に伝わります。火加減の調整を目で直感的に てもさっと拭けて、掃除のしやすさが人気です。 両立したハイブリットコンロ「デュアルシェフ」を取り扱
するのに慣れていると、リフォームでもガスコンロを また、小さいお子さんがいるご家庭では、「火を使 っています。調理に合わせて適した熱源を使い分けることで、
検討する方が多いようです。 わないから安心して料理できる」という声も寄せら おいしい料理を手際よく作れるコンロです。
れています。
レンジフード
コンロの上に位置するレンジフードは、調理中の煙やにおいなどを吸い込む役割を果たします。
調理中は必ずと言っていいほど使うものなので、便利でお手入れが楽なものを選びましょう。
最近のレンジフードは、画像のようにフィルターやファンの部分がむき出しになっていないものが主流です。
お手入れのしやすさや排気のパワフルさなど、さまざまなタイプがありますが、キッチン本体のレイアウトに
よっては選べるタイプが限られる場合があるため注意が必要です。
その他